コーエーテクモ、国内グループ各社の正社員を対象に基本給を平均23%増額

 コーエーテクモグループは4月21日、国内グループ各社の正社員を対象として、基本給を平均で23%、ひと月あたりで7万3000円増額すると発表。この増額は、2022年4月分からさかのぼって適用。また、基本給の増額は職種によって異なる。あわせて、新卒初任給の大幅引き上げならびに、通常の業績賞与とは別となる特別賞与の支給を決定したことも発表した。

 これは、経営基本方針として掲げている「社員の福祉の向上」を実現するためのものとき、2021年度における同グループの業績は、コロナ禍などの環境要因にもかかわらず好調に推移し、同年度から始まった3カ年の中期経営計画の最終年度の利益目標を上回ることが確実としており、「最大の功労者である社員の活躍に報い、更なる飛躍に向けた就業環境を整えるため」としている。

 これにより、大卒の初任給は29万0000円(+5万6000円/月)となり、時間外労働手当は別途支給。また、一部グループ企業では初任給が異なる。

 2022年度には7期連続となるベースアップを予定。今後も、社員のエンゲージメントが向上するよう魅力ある人事制度を実現してくとしている。

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