「Slack」の通知音が大きなストレスになりそうな人には、Googleの最新コンセプトが通知疲れを緩和するのに役立つかもしれない。
「Experiments with Google」のウェブサイトに先週、スマートホームデバイス用の新しい種類の通知システム「Little Signals」がひそかに公開された。このコンセプト群は、ベルやチャイム音の代わりに、影の動き、ドアをノックする音、そよぐ風などを使って、よりアンビエントな方法でユーザーに通知しようというというものだ。
Googleは、時計の針が動く音や、やかんの沸く音など、日常的なオブジェクトを模倣する6つのコンセプトデバイスを開発した。Googleがアンビエントサウンドと呼ぶこれらの音は、より繊細でニュアンスのある方法で感覚に訴えるもの。例えばあるデバイスは、薬の入ったガラス瓶をアームでたたくことで、服用時間をユーザーに知らせる仕組みになっている。
Experiments with Googleは、Googleのチームと社外協力者によって開発されたプロジェクトを紹介するショーケースで、実験には「Chrome」や「Android」などのGoogle製品が使われる場合がある。最近では、漫画キャラクターの作成、地球に対するダメージを芸術的にレンダリングする地球のMRI、トンブクトゥ写本の3D表示などの実験も公開されていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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