ソニーネットワークコミュニケーションズとSun Asteriskは4月11日、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)に関する開発の受託、コンサルティングを事業とする新会社としてSony Network Communications Singaporeをシンガポールに設立したと発表した。
資本金は、120万シンガポールドル。出資比率は、ソニーネットワークコミュニケーションズが70%、Sun Asteriskが30%となる。Chairmanは、ソニーネットワークコミュニケーションズで代表取締役 執行役員社長を務める渡辺潤氏が務める。
近年、NFTの市場は急速に拡大し、更なる普及が期待されている。また、NFTは唯一無二のデジタルデータとして、ゲーム、アート、スポーツ、音楽、不動産など、さまざまな業界で新たなビジネスの構築や活用が進んでいる。
新会社は、ソニーネットワークコミュニケーションズの通信事業やサービスソリューション事業などにおける知見や実績と、Sun Asteriskの保有する開発、運用リソースや、ノウハウ、技術力を活用。拡大が続くNFT市場において、開発の受託、コンサルティング事業を推進し、今後の“ウェブ3.0”の世界において創出される多様な経済圏への貢献を目指すという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」