アクセルラボは3月22日、スマートホームサービス「SpaceCore(スペースコア)」が、4月26日より、AKUVOXのインターホンと連携すると発表した。連携により、SpaceCoreアプリから集合住宅のエントランスや玄関のインターホン応対が可能となる。
SpaceCoreは、ホームIoT製品を設置し、専用アプリで家電製品や住宅設備の操作が可能になるほか、物件のオーナーや居住者とのコミュニケーション機能、住んでいる地域の生活サービスを利用できる機能を備え、これらの機能を一元化し、クラウドサービスおよびアプリとして提供している。
同サービスは、2019年8月より、住宅、不動産事業者および居住者、オーナー向けのスマートホームサービスとして提供を開始し、全国150社以上、約1万8000戸への導実績があるという。
AKUVOXは、ヨーロッパやアメリカなど、100以上の国や地域にサービスを提供する、スマートインターホンソリューションのサプライヤー。住宅、商業施設・オフィスビル、高齢者介護、緊急通報向けの総合的なソリューションを提供している。
今回の連携は、他社住宅設備・スマートホームデバイスと連携、協業するアクセルラボのプログラム「Works With SpaceCore」の1つとなる。エントランスに設置した集合玄関や玄関子機に対する、インターホン呼び出し時のブッシュ通信、ビデオ通信をSpaceCoreアプリで確認、操作することが可能となり、通履歴や画面キャプチャなど、ログの確認も可能となる。なお、集合玄関では、エントランスの解錠やドア解錠履歴の確認も可能だ。
アクセルラボでは、SpaceCoreアプリからエントランスを解錠し、玄関前に配送する「置き配」に加え、スマートロックや宅内カメラと合わせ、不在時の家族の帰宅や来訪者への対応、家事代行や介護などの生活サービスや室内点検等への対応等の用途を想定している。
今後は、エントランスの顔認証解錠や、戸建住宅のインターホン連携の開発も予定している。
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