「Android」に多数の新機能--「iPhone」から送られた絵文字の表示など

Corinne Reichert (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年03月11日 08時54分

 Googleは米国時間3月10日、「Android」の新機能を発表した。「iPhone」から送られた絵文字への対応など「メッセージ」アプリがアップデートされたほか、「Google TV」、「Googleフォト」、ウィジェット、「Gboard」、「Nearby Share」などもアップデートされた。

Android
提供:Google

 Androidの主な新機能は、以下のとおり。

メッセージ:「iPhone」ユーザーから送られた絵文字リアクションが、これまでのような「liked」「loved」などの説明ではなく、絵文字として表示されるようになった。

絵文字リアクション
提供:Google

Googleフォト:「Pixel」ユーザーと「Google One」会員に提供されている「Portrait Blur(ぼかし)」機能が人物だけでなく植物、ペット、食べ物など、より多くの種類の写真に対応する。既に撮影済みの写真の背景にも利用できる。

Nearby Share:写真、動画、リンク、音声ファイル、ドキュメントの転送中にタップ操作で共有相手を追加することにより、近くにいる複数の相手に1度で共有できるようになった。このアップデートは「Android 6.0」以降を対象に順次提供されている。

Gboard:文法チェック機能が追加される。入力中に誤りを検出して修正候補を提案してくれる。絵文字を組み合わせて別の絵文字にできる「Emoji Kitchen」機能には、2000以上の新たな組み合わせが追加された。

Google TV:新しい「Highlights」タブに、関心に基づくパーソナライズされたフィードが表示される。これにはエンタメニュースやレビューなども含まれる。1回のタップで映画やテレビ番組を表示して視聴の開始、視聴リストへの追加、レビューができる。

ウィジェット:その日に最もよく使用したアプリ上位3つの使用時間を表示する、新しいスクリーンタイムウィジェットが追加される。「自分のデジタルウェルビーイングを定期的に振り返る」のを支援するものだという。ウィジェットをタップすると「Digital Wellbeing」が表示され、アプリの利用時間を制限したり、「フォーカスモード」でアプリを一時的に停止したり、「おやすみ時間モード」でサイレンスモードやグレーの色調を適用したりできる。

「音声文字変換」のオフラインモード:リアルタイムの音声文字変換にオフラインモードが提供される。このアプリはサムスン製デバイスとPixelにプリインストールされており、その他のデバイスにも無料でダウンロードできる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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