ここで、DiverDivaのユニット曲「THE SECRET NiGHT」に。サイバーライクでダンサブルなナンバーをセクシーな振り付けも交えながら披露して盛り上げを作っていた。そこから、指出さんがエマのソロ曲「いつだってfor you!」を歌う。アニメーション研究部が描くメイドをイメージした楽曲となっており、エマのイメージカラーでもあるライトグリーンのコンサートライトが広がるなかで、可愛らしい振り付けと伸びやかに歌声を響かせ、癒し系スクールアイドルエマが表現するメイドの姿を伝えていた。
イントロとともに内田さんが登場して歌ったのは、ミアのソロ曲「Toy Doll」。ミアが同好会加入後、あなたを観察し相談したなかで見出した楽曲。歌詞が全て英語のロック曲となっており、バックには同曲のスクスタライブMVで、後に実装予定の専用衣装をまとったミアの映像とともに、内田さんも再現した衣装を着て、マイクを手にしてパワフルに熱唱。イントロや間奏での煽りも全て英語という、ネイティブレベルで喋ることができる内田さんならではのステージで、海外アーティストの洋楽ドームライブさながらの雰囲気に。Sing系スクールアイドルミアによる、歌で一体感を生み出すステージとなっていた。
熱気冷めやらぬなかで、クールダウンするかのように歌ったのは、田中さんによる璃奈のソロ曲「First Love Again」。ゲーム部が作る、重い病気を患って1日しか記憶が持たない幼なじみを描いた映画のイメージソングとなっており、これまで璃奈のデジタルポップのような曲調からは異なる、しっとりと聴かせる切なさを感じさせるバラード曲。そんななかで田中さんが丁寧に歌の世界観を表現しながら、ゆったりと歌う。キュート系スクールアイドル璃奈が伝えたい“みんな幸せになってほしい”という気持ちを届けていた。
A・ZU・NAのユニット曲「Maze Town」では、大西さんと前田さんがゴシックメタルな曲調の楽曲を歌い、独特な世界観を作り上げる。これを経て、法元さんによるランジュのソロ曲「夜明珠(イエミンジュ)」の披露に。後にスクスタへ実装予定の同曲専用衣装を着たランジュの映像をバックに、再現しつつもより煌びやかに見える衣装をまとった法元さんがパフォーマンス。ニジガクの寮に引越しをしたランジュがメンバーに手伝ってもらったことにより、みんなへの感謝を伝えるような、ランジュの気持ちを表した曲となっている。楽曲は中国の雰囲気を残しつつカッコよさを感じさせる曲調で、日本語、英語、中国語が入り混じる独特な歌詞を、法元さんが華やかに歌う。熱烈系スクールアイドルランジュの存在感を放つ、パフォーマンスで魅せるステージとなっていた。
独特な雰囲気にさわやかな風を吹き込んだのは、久保田さんによる果林のソロ曲「Turn it Up!」。映画研究部が制作する女子高生の青春バンド作品のテーマ曲をイメージしたもので、楽曲も青空が似合うような爽快感あふれるもの。ステージではポンポンを持った制服姿のダンサーも登場し、会場全体で青春ものの雰囲気に包み込む。最後は投げキッスで決めるという果林らしさを感じるところも。セクシー系スクールアイドル果林が放つ等身大の女子高生の魅力を届けていた。
前田さんは、しずくのソロ曲「エイエ戦サー」を披露。演劇部が制作する時代劇をイメージした楽曲となっており、和服風衣装をまとってのパフォーマンスに。刀を振るシーンもあれば、倒れこみながらも立ち上がるというシーンもあり、作中でしずくが演じる浪士隊のまとめ役の姿を歌とともに表現。演技派系スクールアイドルしずくによる“桜坂劇場”さながらの、ストーリー性が感じられるものとなっていた。
このあとはQU4RTZ(※読み方は「クォーツ」)(相良さん、鬼頭さん、指出さん、田中さん)によるユニット曲「Swinging!」で、4人がトロッコに乗り込みハーモニーを会場全体へ響かせ、さらにR3BIRTH(※読み方は「リバース」)(小泉さん、内田さん、法元さん)が「MONSTER GIRLS」でパワフルかつスタイリッシュに“かます”パフォーマンスで魅了。
そして村上さんが登場し、愛のソロ曲「Diabolic mulier」の披露に。アナログゲーム研究部が制作する和風伝奇ホラーで、妖艶な吸血鬼をイメージした楽曲。これまでの“テンアゲ”(※「テンションアゲアゲ」の略)がイメージされる曲から一転して、ダークファンタジー色の強い楽曲に。公演ではひとり目立つというぐらいに、明るい髪色で愛に近づけた“リアル愛”感を増した村上さんが、魅惑の表情を浮かべながら歌う。スマイル系スクールアイドル愛の新境地を切り開くようなステージとなっていた。
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