JR東、オフピークポイントサービスと「NewDays」などで使えるサブスク「JRE パスポート」をリニューアル

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は3月8日、快適な時差通勤を応援する「オフピークポイントサービス」とサブスクリプションサービス「JRE パスポート」をリニューアルし、本格展開を開始すると発表した。

 2021年3月にスタートしたオフピークポイントサービスは、「Suica定期券」購入者向けのサービスで、2021年3月15日から2022年3月31日までの間、同社が指定した首都圏内の対象エリア駅での入場に応じて、早起き時間帯では「JRE POINT」を15ポイント、ゆったり時間帯では20ポイントを付与するものとなる。

 今回のリニューアルでは、2022年4月1日から2023年3月31日までと、対象期間を1年間延長。さらに、1回ごとの還元ポイント数が、1カ月あたり1〜4回の利用で5ポイント、5〜20回の利用で25ポイントに変更された。なお、ポイント還元は20回目までとなっている。

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 ポイントを受け取るには、対象のSuica通勤定期券をJRE POINTに登録し、JRE POINTのウェブサイトにてエントリーする必要がある。なお、リニューアル前の期間中にエントリーしている場合は、4月1日以降の再エントリーは不要。

 貯めたJRE POINTは、普通グリーン車や特急列車(えきねっとチケットレス)のチケットの購入や、エキナカ、駅ビルでの買い物などに利用可能。

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 favyが提供する店舗向けサブスクシステム「favyサブスク」を活用して提供するJRE パスポートは、Suica定期券購入者向けに、上野駅、秋葉原駅、八王子駅でのコーヒーと駅そばのサブスクリプションサービス、割引のトライアルサービスを、2021年7月から9月までの期間で展開。

 第2弾として、JR東日本が展開するMaaSアプリ「Ringo Pass」にSuica通勤定期券を登録した人を対象に、ドコモバイクシェアの初乗り料金となる165円が月3回まで無料となるトライアルを2021年11月1日から12月31日まで実施していた。

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 JRE パスポートのリニューアルでは、2022年4月1日から対象をSuica通勤定期券の所有者だけでなく、Suica所有者に拡大した。なお、「PASMO」「モバイル PASMO」など、他の交通系ICカードは対象外となっている。

 さらに、対応するサブスクリプションプランもトライアル実施時の3業態、6店舗から、エキナカ、駅ビルを中心とする16業態、100店舗以上(4月1日時点で合計127店舗)に拡大する予定。加えて、モバイルオーダーシステムを実装する予定だという。

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 対応プランは、「NewDays」の5店舗(品川中央、原宿、茅ヶ崎、立川、浦和西口)を対象に、通常100円のカウンターコーヒーを期間限定価格として月額(税込)1200円で提供する「カウンターコ―ヒープラン」や、「讃岐うどんめりけんや」「親父の製麺所」全6店舗を対象に、180円以下のトッピングが1個無料になる月額(税込)500円の「讃岐うどんめりけんや・親父の製麺所天ぷらプラン」などを用意する。

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