「与信プラットフォーム」のCrezit、総額6.5億円の資金調達--累計約9.2億円

 Crezit Holdingsは2月24日、第三者割当増資により、プレシリーズAで総額6.5億円の資金調達を実施したと発表した。新たな引受先となるデライト・ベンチャーズ、Spiral Capitalの新規投資に加え、千葉道場ファンドが追加で投資する。シードラウンドを含めた累計調達額は約9.2億円となる。

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 2019年3月に創業したスタートアップのCrezit Holdingsは、低コストで迅速に与信サービスを立ち上げできるプラットフォーム「Credit as a Service」(CaaS)を開発、提供している。

 与信機能における契約から与信審査、債権管理と回収、督促までが可能。貸金や割賦販売といった消費者信用事業への参入を試みる企業に向け、金融サービスの構築に必要なシステム基盤やオペレーションを提供するという。ソフトウェアだけでなく、オペレーション構築から事業の成長までを支援するとしている。

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 Crezit Holdingsによると、フリーランスやギグワーカーなど、働き方や生活様式が大きく変わるなか、より多くの人が金融の力を適切に享受できる社会の実現が求められているという。

 今回の資金調達に伴い、採用の募集ポジションを拡大する。資金はそのほか、組織体制の強化、CaaSの開発などにも充てるとしている。

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