神奈川県住宅供給公社とライナフ、安全な置き配の実現に向け連携

 ライナフは2月21日、オートロックマンションへの安全な置き配の実現に向け、神奈川県住宅供給公社と連携すると発表した。今回の取り組みによりライナフは、Amazonが提供する「Key for Business」および、ライナフの「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を、神奈川県住宅供給公社の賃貸住宅のエントランス部分に導入する。

神奈川県住宅供給公社とライナフ、安全な置き配の実現に向け連携
神奈川県住宅供給公社とライナフ、安全な置き配の実現に向け連携

 Key for Businessは、Amazonが配達を委託しているドライバーが、配送する荷物を持っている時に限り、オートロックを解除できる仕組み。NinjaEntranceは、そのほかの宅配会社の置き配を可能にする仕組みだ。

 配送ドライバーのみが一時的にオートロックエントランスを解錠できるセキュアな入館方法によって、安全な置き配を実現。入居者はあらかじめ「置き配」を選択しておくことで、自宅玄関前等で安全に荷物を受け取ることが可能となる。

 2月より、この置き配システムを本川崎市高津区の「フロール梶が谷(106戸)」、横浜市中区の「フロール山田町第3(107戸)」、川崎市中原区の「フロール元住吉(153戸)」のほか、3物件の賃貸住宅に導入し、順次他物件へも拡大する。

 なお、ライナフによる住宅供給公社との置き配連携は、今回が初の取り組み。安全でスムーズな置き配の実現を通じて、入居者の利便性向上と、再配達によるCO2排出量の削減へ貢献していくという両社の見解が一致し、連携が実現した。

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