Twitterは、クリエイターに投げ銭できる「Tips」機能で選べる決済サービスを拡大したと発表した。
Tips機能は2021年5月に導入され、現在は18歳以上のユーザーに広く提供されている。チップを送りたい相手のプロフィールにあるTipsアイコンをクリックすれば、金額を選んで送金できる。
同社はTips機能について、「チップを送金することでサポートや感謝の気持ちを示せます。新進気鋭のクリエイターやジャーナリスト、Twitterスペースのホストなどの人々に対する支援や投げ銭として利用できます」と説明している。
Tips機能はこれまで、複数のサードパーティーの決済サービスに対応していたが、利用できる仮想通貨はビットコインに限られていた。Twitterは今回、さらに3つのサードパーティー決済サービス「Paga」「Barter by Flutterwave」「Paytm」、およびイーサリアムに対応した。
Twitterがまずビットコインに対応したことは、元最高経営責任者(CEO)のJack Dorsey氏がビットコインを長年支持してきたことを考えると、意外ではなかった。同氏が他のプロジェクトに移り、新CEOのParag Agrawal氏が指揮をとるようになって初めて、イーサリアムなど競合アルトコインの採用を検討したのかもしれない。
この変更により、複数の国で、Twitterユーザーがお気に入りのクリエイターを支援しやすくなるとみられる。これまでサポート対象外だったが、3つの新しい決済サービスを介してチップを送れるようになるためだ。
チップを受け取れるよう設定する方法など、Tipsに関するその他の情報は、Twitterのサポートページに記載されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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