akippaは2月16日、分譲マンションや寮などの空き駐車場対策として、駐車場オーナーが特定の利用者のみに貸し出せる「akippa private(アキッパ・プライベート)」の提供を開始すると発表した。3月1日より利用できる。
akippaは、契約されていない月極駐車場や個人宅の車庫、空き地、商業施設など空いているスペースを、ウェブまたはアプリから事前予約、事前決済して安く利用できる、駐車場のシェアリングサービス「akippa」を運営している。
今回のakippa privateは、駐車場オーナーが指定する特定の対象者に限定して駐車場を貸し出せる、akippaの新機能。分譲マンションや賃貸物件の入居者専用駐車場、施設の専用駐車場での利用を想定している。
akippaが専用の予約ページURLとパスワードを発行し、駐車場オーナーに通知。オーナーは特定の予約対象者に必要情報を伝える。予約対象者は該当のページからakippaにログインし、予約希望日時の選択、必要事項の入力を行って予約が可能だ。
なお、予約にはakippaの会員登録が必要。akippaの予約システムを活用して予約、決済をするため、利用者から徴収する駐車場利用料はクレジットカード、キャリア決済(docomo、au)、PayPay決済となる。管理会社は窓口業務の管理工数を削減できるほか、現金取り扱いのリスクを回避できる。
また、分譲マンションにおいて外部収益が駐車場シェアの導入障壁となっている場合、入居者専用で外部収益とならないakippa privateは、税金リスクなく空きスペースの活用が可能。さらに、セキュリティの整った分譲マンションや学生寮などにおいて、予約対象者を絞ることができるため、第三者の立入りを防げるとしている。
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