Mozillaは米国時間2月1日、2つの新しいプライバシー機能をVPNサービスに導入したと発表した。「Mozilla VPN」のデスクトップ版では、さまざまなオンライン活動を用途別に分離できるアドオン「Multi-Account Containers」が追加された。この機能は「Firefox」で人気を集めている。「Android」版と「iOS」版のアプリでは、マルチホップ機能(2つの異なるサーバーを介してVPN接続をルーティングする機能)が追加された。
Multi-Account Containersアドオンは、Firefoxブラウザーで2017年から提供されており、Mozillaは今回これをVPNサービスの追加プライバシー機能として提供開始した。この機能により、個人用、仕事用、ネットバンキング、ソーシャルメディアなどの活動をそれぞれ簡単に分離でき、プライバシーを強化できる。
Mozilla VPNのマルチホップ機能は、2021年9月からデスクトップ版で提供されており、今回AndroidとiOSでも利用可能になった。
Mozilla VPNは現在、アイルランド、イタリア、オーストリア、オランダ、カナダ、シンガポール、スイス、スペイン、ドイツ、ニュージーランド、フランス、ベルギー、マレーシア、英国、米国で提供されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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