米国で2月1日から始まる「心臓月間」に先立ち、Appleが健康調査「Apple Heart and Movement Study」から、いくつかの予備的な結果を公開している。これは同社の健康調査に同意した「Apple Watch」所有者のアクティビティデータを追跡したものだ。
コロナ禍でApple Watchを用いて記録されたワークアウト1800万回超の初期分析から、65歳以上の高齢者は若年層より順調に、週に最低150分のアクティビティを実施するという目標を達成していることが分かった。この調査は、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院、アメリカ心臓協会(AHA)と共同で実施されている。調査の参加者は、アクティビティ時間の多くをウォーキング、サイクリング、ランニングに費やしていた。AHAは、中程度の運動を1週間に150分以上行うことを推奨している。
年齢性別を問わず、心肺機能レベルが平均以上の参加者は週200分以上、心肺機能レベルが高い参加者は週300分以上のアクティビティの時間を記録していた。
心臓専門医で調査の責任者であるCalum MacRae博士は、65歳以上の年齢層が週150分以上アクティビティを実施するという目標を達成する可能性が最も高いことが分かったのは興味深いと話す。
「リタイアして時間に余裕があること、あるいはコロナ禍の予期せぬ影響など、この結果には多くの理由が考えられる」とMacRae博士は述べた。
またAppleは、「Heart Month Activity Challenge」(心臓月間アクティビティチャレンジ)を実施すると発表している。ユーザーが2月14日に「Exercise」リングで30分のエクササイズを完了させ、特別なバッジを獲得できるというものだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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