米国の折りたたみ式スマートフォン市場はサムスンの「Galaxy Z」シリーズがほぼ独占しているが、中国では最近やや競争が激しくなりつつある。Honorは現地時間1月10日、同社初の折りたたみ式スマートフォン「Magic V」を中国市場に向けて発表した。
OPPOが先ごろ発表した「Find N」と同様に、Magic Vは1月18日に中国のみで発売される。価格は、RAMが12GBでストレージ容量256GBのモデルが9999元(約18万1000円)、ストレージ容量を512GBに増やしたモデルは1万999元(約19万9000円)だ。
前面には6.45インチの120Hz OLEDディスプレイを搭載し、「ワイドな21.3:9のアスペクト比」は折りたたんだ状態で使いやすいという。端末を開くと7.9インチ、90Hzのディスプレイが現れる。
水滴型に折れ曲がるヒンジは「市場の類似製品と比較して最も薄型」で、内部のタブレット画面に「折り目のない」状態を実現するという。
その他の仕様を見ても、Honorの最新端末は2022年のフラッグシップ製品に期待される内容を備えている。プロセッサーはQualcommの「Snapdragon 8 Gen 1」、5G対応で複数カメラを搭載し、背面には5000万画素のメインカメラ、前面には4200万画素のカメラを備える。
バッテリーの容量は4750mAhで、「HONOR SuperCharge」システムによる66Wの急速充電に対応する。同社によると、これによりバッテリーを「15分以内」に50%まで充電可能だという。
2020年まで華為技術(ファーウェイ)の傘下だったHonorの広報担当者は、Magic Vの国外販売については現時点で未定だとGSM Arenaに述べている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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