Googleは米国時間1月5日、CES 2022で「Android Auto」および「Android Automotive OS」に新しいアプリと機能を搭載する計画を明らかにした。同社は加えて、パートナー企業のMotorolaによる新たなハードウェアも発表した。このハードウェアを使うことで、これまでAndroid Autoに関して有線接続にしか対応していなかった車両についても、ワイヤレス接続が可能になるという。
Googleの発表によると、このMotorola製の新しいワイヤレスアダプター「MA1」を使うことで、ワイヤレス技術に対応していない旧モデルの車両でも、Android Autoをワイヤレスで利用できるようになる。MA1は基本的に、有線接続にWi-FiやBluetooth機能を付加するUSBドングルなので、車両は有線タイプのAndroid Autoに対応している必要がある。Motorolaのウェブサイトによると、MA1は1月30日に米国で出荷開始予定で、希望小売価格は89.95ドル(約1万円)。
また、Googleの車載OSである「Android Automotive OS」を搭載する車両については、Googleが新たな機能を追加し、車両の設定との一体化をさらに進めることから、2022年春には該当車両のオーナーはいくつかの変化に気づくはずだ。具体的には、レーンキープアシスト(車線維持支援)などのドライバー支援機能を音声コマンドでオンにしたり、次の定期点検の予定日を「Googleアシスタント」に尋ねたりできるようになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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