プロのハウスクリーニングや修理を検索・予約できるプラットフォーム「ユアマイスター」を運営するユアマイスターは1月6日、第三者割当増資・融資などにより、総額約23億円の資金調達を実施したと発表した。
引受先となったのは、既存投資家のインキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル、ジャフコ グループ、みずほキャピタル、グロービス経営大学院のほか、新規投資家のZ Venture Capital、フォースタートアップスキャピタル、Ariake Secondary Fund II LP、Axiom Asia 6ほか3社。
同社では、大切なものを大切にしたい人とプロ・職人をつなぐ、Marketplace×SaaSのプラットフォームビジネスを展開。「デジタル化の遅れや営業手法などによるリピート顧客の創出困難」「提供サービスが各人の清掃技術や接客力により左右されてしまうことによる品質のばらつき」「繁忙期と閑散期の需要の差が大きいことによる雇用の不安定」といった、業界課題に対するソリューションをテクノロジーにより生み出し、業界革新へ寄与することが重要と考えているという。
今回調達した資金については、プロダクト開発体制の増強によるUI/UXの大幅改善ならびに顧客感動体験の向上や、出店パートナー事業者のサポート体制の強化による経営支援の強化、提供サービス品質の高水準での均一化に活用するとしている。また、マーケティング活動の強化による認知度の向上、業界自体ならびにパートナー事業者の価値向上、サービス品質向上へ向けた新たな革新的取り組みへの積極的投資などに活用する。
加えて、toB向けプロダクト・サービスの提供企業やtoC向けの新規体験サービスの拡充を図る企業などとのアライアンスも強化。すでに複数社とのアライアンス案件が進んでおり、2022年1月より、各社のプロダクトやサービスと連携する新たな取り組みを随時発表していくという。
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