アソビューは12月24日、シリーズEラウンドにおいて、フィデリティ・インターナショナルと31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業から、12月23日に総額30億円の資金調達を実施したと発表した。今回の調達により、累計調達額は約55億円となる。
同社は、2011年に創業。休日の便利でお得な遊びの予約プラットフォーム「アソビュー!」、観光・レジャー・文化施設向けSaaSおよび、DXソリューション事業を主軸として展開している。
同社によると2021年10月、第二四半期現在における流通総額は約130億円を見込んでおり(7月〜11月までの実績と12月の業績予想の合算)、今期は230億円と業績を予想している。一方で、コロナ禍の施設運営では、敷地面積あたりの収容人数の管理が重要とされ、チケットの電子化や入場人数の制限を契機に観光・レジャー産業のDX化が推進されている。
そこで同社では、今回の資金調達によってアソビュー!の認知拡大に加え、観光・レジャー産業向けのバーティカルSaaSによるDX支援を実施。また、それらにともなうプロダクト開発やインフラ面の整備、人材採用に充当するという。
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