Appleの次世代「AirPods Pro」はロスレスオーディオに対応し、またどこに置いたかわからなくなったときに音を鳴らして探せる充電ケースが付属する見込みだと、Appleに詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏が米国時間1月2日付けの投資家向けメモで述べた。AppleInsiderと9to5Macが伝えた。
AirPods Proは2019年の発売以来アップデートされていない。これまでに、AppleがAirPods Proの新しいバージョンを2022年後半に発売する可能性や、新バージョンではデザイン刷新などのアップグレードが加えられる可能性などが報じられてきている。
Kuo氏はメモの中で、「われわれは、AppleがAirPods Pro 2を2022年第4四半期に発売すると予想している。(新機種の)セールスポイントは、新しいフォームファクター、Appleロスレス(ALAC)形式のサポート、ユーザーが追跡できるように音を鳴らすことのできる充電ケースだ」と述べ、「AirPods Pro 2に対する需要についてわれわれは楽観的に捉えており、2022年の出荷台数は1800万〜2000万台になると予想している」とした。
ロスレスオーディオのサポートは、多くのAppleファンを喜ばせることになるだろう。ロスレスオーディオ圧縮は、ファイルサイズを大幅に縮小しつつ、オリジナルの音源をそのまま維持する圧縮形式だ。Appleのロスレス形式は、「iPod」や「iPhone」のユーザーの高い支持を得ているが、新しい形式が近いうちに登場する可能性もある。
Kuo氏はまた、AppleがAirPodsに補聴、体温測定、姿勢監視などのヘルス機能を搭載しようとしているという報道の信ぴょう性も高めたようだ。「AirPodsは将来的に健康管理機能をサポートする可能性がある」とKuo氏は述べている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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