ビットキーは12月20日、スマートロックbitlockシリーズから、住宅向けの新商品「bitlock MINI(ビットロック ミニ)」と、多様な開け方に対応する拡張アイテム3種を発売した。
bitlockシリーズは、2019年に住宅向けのスマートロック「bitlock LITE」発売し、オフィス、業務仕様のスマートロック「bitlock PRO」や、マンションエントランス、オフィスの自動ドアなどに設置できるスマートロック「bitlock GATE」などを展開している。
今回のbitlock MINIは、工事不要で後付できる、住宅向けのスマートロック。ドアの開閉を検知し、設定した時間経過後に自動でロックし、開閉していない場合も、一定時間経過後にロックする機能で、鍵の閉め忘れを防止する。
親戚や友人、家事代行スタッフの訪問時に、日時や回数を指定したデジタルキーを発行し、一時的な入室の許可が可能。鍵の解錠、施錠の履歴を取得できるため、家族の帰宅や外出の状況を確認できる。
bitlock MINIは、同じ住宅向けの従来品、bitlock LITEと比較し、本体サイズが縦約24mm、横約11mm小さくなり、さまざまな鍵に対応するための調節パーツを改良したことで、本体重量は20%軽量化するとともに、周辺パーツのプラスチック使用量を最大で80%減少し、環境にも配慮した。
さらに、従来品は電池4本で約400日以上利用できたが、bitlock MINIは電池2本で約500日以上の使用が可能となり、電池1本あたりの省電力性は約250%となった。
また、多様な開け方に対応する拡張アイテムとして、「bitreader+(ビットリーダープラス)」「bitlink(ビットリンク)」「bitbutton Card(ビットボタン カード)」の3種を用意した。
bitreader+は、ドアの外側に付属の両面テープで貼り付け、暗証番号によるテンキー操作やICカード、モバイルFeliCaタッチでカギを解錠する。bitlinkは、コンセントにプラグを差し込んで設置し、スマートロックとインターネットを安全に中継する。bitbutton Cardは、bitlock MINI専用のカード型リモコンキーで、本体のボタンを押したり、bitreader+にかざしたりすることで、鍵を解錠できる。
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