英競争・市場庁(CMA)は現地時間11月30日、Facebookを提供するMetaに対し、同社が2020年5月に買収を発表したオンラインGIFデータベースのGIPHYの売却を命じた。CMAは調査の結果、この買収がソーシャルメディアユーザーや英国の広告主に害を与える恐れがあるとの結論に達した。
CMAの調査では、Metaは他のプラットフォームでGIPHYのGIFを使用する権利を認めないことによって、さらに多くのトラフィックをFacebook、WhatsApp、Instagramに誘導できることが明らかになった。この3つは既に、英国のユーザーがソーシャルメディアに費やす時間の73%を占めているという。また、Snapchat、TikTok、Twitterなどの競合サービスは、さらに多くのユーザーデータをMetaに提供しなければ、GIPHYのGIFが使用できなくなる可能性もあるとしている。
Metaの広報担当者は、同社は今回の決定に同意できず、不服申し立てを含むあらゆる選択肢を検討していると述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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