新しいOSをインストールすることは心理的に複雑なプロセスだ。アップデートすると新機能を利用できるようになり、古い機能も強化されるが、トラブルが発生するのではないかという不安も常にある。新しいOSに小規模なバグがあるかもしれず、システムがアップグレードを拒絶するかもしれない。あるいはコンピューター自体が動作しなくなる可能性もある。
新しい「macOS Monterey」にアップグレードしたところ、古い「Mac」が動作しなくなったと一部のユーザーが報告している。複数のユーザーが、Montereyをインストールした後、Macが起動しなくなっているなどとオンラインで報告を寄せている。MacRumorsによると、こうした問題は古いモデルのMacに影響しているようだ。Appleの新しい「M1」チップを搭載したデバイスなどでは起こっていないとみられる。
米CNETはAppleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
2020年にリリースされた「macOS Big Sur」でも、一部のユーザーは同様の問題に遭遇した。特に新しいOSなどの大規模アップデートをインストールする前に、コンピューターのバックアップを取ることが推奨されるのはそのためだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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