Googleは、「Chromebook」の「選択して読み上げ」機能に、より「人間らしく聞こえる」音声を追加したことを明らかにした。「選択して読み上げ」は、Chromebookのユーザー補助機能に含まれ、画面上の文章を選択すると音声で読み上げてくれる。この新しい音声の狙いは、読み上げるテキストをより流暢(りゅうちょう)で理解しやすいものにすることだ。現在は25言語の多様なアクセントで利用可能で、対応言語は今後さらに増える予定だとGoogleは述べている。
Googleの説明によると、失読症の人や、新しい言語を学習中の人、凝った文章に集中するのに苦労している人などにとって、画面上で読むのが困難な場合があるという。同社は今回の新機能を開発するにあたり、失読症の人や、失読症の人向けの教育の専門家と協力した。
「彼らは、読み上げられたテキストを聞くと理解が深まり、とりわけ教育現場では効果が大きいと語った。例えば、聞き慣れている地域のアクセントなど、自然に聞こえる音声にすることで、読み上げられて画面上で強調表示される内容を理解することがさらに容易になる」(Google)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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