Google傘下のYouTubeは米国時間10月7日、すべてのYouTubeクリエイターがライブ配信動画の自動字幕起こし機能を有効にできるようになり、さらに利用しやすくなったと述べた。この機能はこれまで、登録者数1000人以上のチャンネルだけが利用できた。
ライブ配信の自動字幕起こし機能は、今のところ英語のライブ配信でしか利用できないが、今後数カ月のうちに、自動字幕起こし機能に対応する13言語のすべてでこの機能を利用できるようになるという。
さらにYouTubeは、2021年中に「Android」と「iOS」で、対応言語による字幕の自動翻訳を開始する予定だという。この機能は現在、デスクトップ版でしか利用できない。また、ユーザーが特定のキーワードで検索しやすいように、モバイル版で字幕のテキストを検索できるようにする機能のテストも開始する予定だ。これも2021年内に始めるとしている。
YouTubeは、動画に複数の音声トラックを追加する機能もテストしている。これにより世界中の視聴者に多言語の音声を提供できるだけでなく、視覚障害のあるユーザーに音声で説明することもできる。YouTubeは「この機能を今後数四半期のうちに、より広範に展開していきたい」としている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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