ホンダは9月8日、日本での自動運転モビリティサービス事業展開に向け、栃木県宇都宮市と芳賀町で、自動運転技術に関する技術実証を9月中に開始すると発表した。公道の実証実験は2022年を予定している。
技術実証では、自動運転車両がより安全に走行するための準備として、地図作成車両を用いた高精度地図の作成から行う。その後、高精度地図が準備でき次第、宇都宮市と芳賀町の公道を自動運転車両「クルーズAV」で走行し、日本の交通環境や関連法令などに合わせた自動運転技術の開発・検証をする予定。また栃木県内のホンダの施設内に実証拠点を新設する。
同社の自動運転モビリティサービスは、GMクルーズホールディングス、ゼネラルモーターズの2社と共同で展開。今回の技術実証もGMクルーズと共同で取り組む。将来的にはGMクルーズ、GM、ホンダの3社が共同開発している自動運転モビリティサービス事業専用車両「クルーズ・オリジン」を使用してサービスを提供する予定という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」