スマートフォン向けの写真共有ソーシャルアプリ「Snapchat(スナップチャット)」を運営するSnapは8月31日、日本国内のローカライズを強化するため、日本市場の担当責任者として、フェイスブックジャパンのグロース責任者などを務めた長谷川倫也氏が就任したと発表した。また、2022年に東京にオフィスを開設すると明らかにした。
長谷川氏は2013年にアマゾンジャパンに入社し、プライム・ビデオの立ち上げメンバーとしてコンテンツオペレーションを統括したほか、モバイルショッピングアプリのプロダクトマネージャーを歴任していた。その後、2017年にフェイスブックジャパンに加わり、FacebookやInstagramなどのグロース責任者を担当した。
Snapは2020年、電通と日本国内でのローカライズ戦略を構築するためのリサーチを実施しており、日本のユーザーへの最適化や、ARなどのSnapchatのクリエイティブツールに対するフィードバックを把握するなどした。
今回のローカライズ強化は、日本市場の開拓のほか、日本で急速に成長するARエコシステムへの投資が目的であり、AR専用人材の採用も検討している。
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