iPad mini(第6世代)は、画面の大型化に伴って前モデルよりも少し大きくなるかもしれない。Display Supply Chain ConsultantsのRoss Young氏によると、新しいiPad miniは8.3インチディスプレイを搭載する可能性があるという。前モデルは7.9インチだった。アナリストのMing-Chi Kuo氏も、次のiPad miniは、ディスプレイが大きくなるだろうと5月に語っている。ただし、ディスプレイサイズは8.5インチから9インチの間というのがKuo氏の推測だ。
ディスプレイ大型化に関するAppleの計画について、正確なところは不明だが、Bloombergは以前、ベゼルの縮小とホームボタンの廃止によってディスプレイを拡大するかもしれないと報じている。
また、iPad mini(第6世代)はディスプレイにミニLEDを採用するという予想もある。しかし、この点に関しては、うわさもばらばらだ。Digitimesの7月の報道では、12.9インチiPad ProのLEDディスプレイよりコンパクトなLEDを採用する可能性があるとされた。一方、Display Supply Chain ConsultantsのRoss Young氏はその後、正反対の予測を立てている。ミニLEDディスプレイの採用はないというのだ。
GSM Arenaで報じられた、Michael Ma氏が発表した最近の予想図によると、iPad mini(第6世代)は前モデルより少し重くなるかもしれない。この予想図で、iPad mini(第6世代)は縦206mm、横138mm、厚さ6.1mとなっている。比較データとして、前モデルのiPad mini(第5世代)は縦203.2mm、横134.8mmだったが、厚さは同じく6.1mmだった。
Ma氏の予想図では、カラーバリエーションも描かれている。スペースグレイ、シルバー、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーである。
次期iPad miniは、Apple製の最新プロセッサー「A15」を搭載し、接続ポートにはUSB-Cと、磁石式のSmart Connectorを採用しそうだという。これは9to5Macの予想だ。A15チップに関しては、Appleの次のスマートフォン「iPhone 13」用の新チップとしてデビューする可能性もある。2019年モデルのiPad miniに搭載されたプロセッサーは「A12」だった。
性能の向上だけではく、USB-Cポートと、磁石式のSmart Connectorを採用する可能性があるとのうわさもある。いずれも、既にiPad ProとiPad Airで採用されているからだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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