Appleは米国時間6月7日、開発者会議WWDC21で「iPad」向けOSの新バージョン「iPadOS 15」を発表した。マルチタスクの新たな方法や、2020年の「iOS 14」に導入された「Appライブラリ」や「ウィジェット」などの機能が追加されている。
iPadOS 15ではアプリの上部に新しいコントロールが表示される。ここからマルチタスクのメニューにアクセスして「Split View」や「Slide Over」を選択できる。また、画面下部に表示される新しい「シェルフ」から、開いているウィンドウに容易にアクセスできる。
ウィジェットはiOS 14の場合とほぼ同じように機能し、ホーム画面にアプリアイコンとともに表示できる。iPadではさらに、大きな画面に合わせて、新しい大きなフォーマットのウィジェットを追加できる。
Appライブラリは、インストールされている全てのアプリを自動でカテゴリー分けして表示するというもの。Dockから立ち上げられるため、アプリに素早くアクセスできる。
「メモ」アプリにも複数の新機能が追加された。その1つが「名前の言及」で、共有メモで名前に言及するだけで、その人に通知を送ることができる。また、どこにでもタグを追加できるようになった。「クイックメモ」機能では、画面右下からスワイプするだけでメモ画面が表示され、素早くメモを取ることができる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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