テンダは8月17日、企業内のシステムと操作マニュアルを一体化させたシステム「Dojoナビ」の新バージョン「Ver.3.1.0」を発表した。
Dojoナビは、企業が導入しているシステムの操作を支援するシステム。従来、社内のヘルプデスクへの問い合わせや事前学習などで対応していたシステムの操作を直接システム上に表示してナビゲーションするもので、既存システムの改修が不要なのも特徴。
導入により、システム運用効率の向上、運用コストの削減が期待できるほか、利用者も操作方法を学習したり聞くといった手間が省けることで、迷わずに目的の操作が実行できるとしている。
今回リリースされるVer.3.1.0では、管理者がシステム上にナビゲーションを表示させる操作シナリオの更新が容易になった。特定の操作手順のみを差し替えたり、シナリオの任意の箇所に新規で手順を挿入することも可能となり、メインテナンスのさいのシステム管理者の手間を削減できる。
Dojoナビは今後、操作ナビゲーションの利用データを収集、蓄積させ、AIによる自動でのシナリオ作成機能や、効率的なシステム利用方法のレコメンドなど、提案型のナビゲーション機能の強化に取り組んでいくという。
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