野村不動産ホールディングスは8月5日、AI搭載の不動産管理プラットフォーム「管理ロイド」を開発、運営するTHIRDに、コーポレートベンチャーキャピタルファンド「NREGイノベーション1号投資事業有限責任組合」を通じ、出資したと発表した。建物管理の野村不動産パートナーズにてサービス導入、協業を開始した。
管理ロイドは、不動産管理に必要な一連の業務を1つのシステム上で完結させるSaaS型ソフトウェア。7月末時点で1000社以上の不動産管理会社が導入している。
野村不動産ホールディングスは、THIRDの高いAI開発力、豊富なコンストラクション・マネジメント経験によって不動産管理、修繕業務を高度に理解している点を特に評価。今回の業務資本提携に先駆け、ビル管理事業・マンション管理事業を担う、野村不動産パートナーズにて約30棟の管理物件で、管理ロイドのサービス導入検証をしたのち、6月から本格導入を開始、順次導入を進めている。
今後は管理品質向上と業務効率化を実現する機能強化、AI開発における言語処理の開発協力などの協業を予定している。
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