「PlayStation 5(PS5)」は依然品薄が続いているものの、ソニー史上最速で全世界の販売台数が1000万台に到達した家庭用ゲーム機となった(7月18日時点)。2020年11月に発売されたPS5は、2013年に発売された「PlayStation 4」よりも1カ月早く大台を達成した。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は発表の中で、「PlayStation Studios」ブランドのゲームの販売本数も明らかにした。「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」は2020年11月の発売から650万本以上、「MLB The Show 21」は2021年4月から200万本以上、「Returnal」は4月から56万本以上、「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」は6月から110万本以上を売り上げている。
SIEの社長兼最高経営責任者(CEO)であるJim Ryan氏は、PS5を苦労して手に入れたゲーマーらに感謝を述べるコメントの中で、PS5の在庫を確保することが難しいことを認めた。
「PS5はこれまでのどの家庭用ゲーム機よりも早く、多くの世帯に届いたが、PS5の需要が供給を上回り続けているため、まだ多くの作業が必要だ。ゲーマーの皆さんに知っておいてほしいのは、当社がゲーム業界および他の業界にも影響を及ぼしている世界規模の特異な課題にさらされ続けている一方で、在庫状況の改善は依然としてSIEの最優先課題だということだ」(Ryan氏)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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