「Galaxy S22」のうわさまとめ--サムスンの次期主力スマホ - (page 2)

Andrew Hoyle (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2021年07月20日 07時30分

 これは、サムスンがこの数世代にわたって採用してきたラインアップであり、明らかに、うまく機能する戦略とみなされている。予算が限られている人のために、より手頃な価格の「Galaxy S22 FE」も提供される可能性があるが、S22 FEがS22シリーズの他のモデルと同時に発売されることはないだろう。「Galaxy S21 FE」でさえまだ正式に発表されておらず、2021年中に登場すると予想されている。「Galaxy S20 FE」(FEは「Fan Edition」の略)は、フラッグシップのGalaxy S20シリーズが登場してから約8カ月後の、2020年10月にリリースされた。S20 FEでは、低価格を実現するために、いくつかのスマートな機能やスペックが取り除かれている。

プロセッサー、Androidのバージョン、ディスプレイ

 サムスンは、地域によって、SシリーズのスマートフォンでQualcommの「Snapdragon」チップと独自の「Exynos」プロセッサーのいずれかを使用する傾向があり、S22シリーズでも同じことをする可能性が極めて高いとわれわれは予想している。両方のチップの次世代モデル、今後発売される「Snapdragon 895」と「Exynos 2200」が採用されると考えて問題ないだろう。

 サムスンは2019年、モバイルグラフィックスの性能を向上させるため、グラフィックスチップメーカーのAMDと提携したが、専用のAMD製ハードウェアを搭載したサムスン製スマートフォンは、今のところまだ登場していない。S22(最も可能性が高いのはS22 Ultra)がAMD製ハードウェアを搭載する最初のサムスン製スマートフォンになり、ゲーム用に高度なグラフィックスパフォーマンスを提供する可能性もある。

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Galaxy S21 Ultra
提供:Sarah Tew/CNET

 さらに、S22シリーズには、「Android 12」(2021年6月にGoogleの「I/O」イベントで発表され、現在、ベータ段階にある)が搭載されたうえで、「Samsung Health」や「Samsung Pay」、人工知能(AI)アシスタントの「Bixby」といった、サムスン独自のユーザーインターフェースによるカスタマイズが加わると考えて問題ないだろう。

 モデルによってディスプレイのサイズが異なることは、ほぼ間違いないはずだ。S21シリーズでは、ベースモデルのS21が最も小型の約6.2インチディスプレイを搭載しており、S21+は約6.7インチ、S21 Ultraはさらに大きい約6.8インチのディスプレイをそれぞれ備えていた。初期のいくつかのうわさでは、サムスンがS22とS22+を少しだけ小型化して、それぞれ6.05インチと6.5インチのディスプレイを採用する可能性が示されている。さらに、同じうわさで、Ultraはほぼ同じサイズを維持する可能性があるという。

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