Twitterは、「信頼できる友人」のみにツイートの公開を限定し、そのグループからのツイートを最初に表示するなど、ツイートを見ることのできる人をユーザーが制御するための新しい手段を検討していることを明らかにした。
Twitterの製品デザイナーAndrew Courter氏は、同社が検討中の初期段階のアイデアの一部を公開した。Courter氏は、@a_dsgnrというハンドル名でツイートし、これらのアイデアに関する意見を求めると述べた。Twitterは、同氏がツイートで示したどの機能もまだ開発していない。
またTwitterは、1つのアカウントで複数のペルソナからツイートできる機能も検討している。ユーザーは、すべてのペルソナ、あるいは個々のペルソナをフォローすることができる。例えば、親として考えを発信するペルソナや、仕事用のペルソナなどが考えられる。
Ever want to Tweet, but not to everybody?
— A Designer (@a_dsgnr) July 1, 2021
We're exploring a bunch of ways to control who can see your Tweets. Here are two early ideas (we’re not building these yet).
I’d love your feedback! 🧵U+2B07; pic.twitter.com/o1lmAQBlnt
さらにCourter氏は、返信で意図せず人を傷つけてしまう場合があるとし、「スペルチェックのようなものだが、返信でうっかり不愉快な人のようになってしまわないようにする」手段についても検討しているとツイートした。ツイートに返信しようとしているユーザーが、下品な単語など、発信者が返信で見たくないと指定したフレーズを使った場合、ハイライトするという。ユーザーは、見たくない単語とその理由を他のユーザーに知らせることができるが、返信するユーザーはその指定を無視することもできる。
Twitterは、既に提供されている機能を調整することも検討している。ツイートが誤解を招く可能性がある理由をユーザーに知らせることのできるラベルの新しいデザインをテストしているという。デスクトップ版の一部のユーザーに対し、新しいラベルのデザインをテストするとしているが、人数は明らかにしていない。新しいラベルは、ユーザーが気が付きやすいように、これまでよりオレンジや赤を多用している。
Last year, we started using labels to let you know when a Tweet may include misleading information.
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 1, 2021
For some of you on web, we’ll be testing a new label design with more context to help you better understand why a Tweet may be misleading. https://t.co/p1KONJz5Vo pic.twitter.com/m55f4RlMDg
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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