アマゾン、子どもの読書をAlexaで支援する「Reading Sidekick」を提供開始

Dale Smith (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2021年06月30日 11時51分

 忘れてしまいがちだが、今やスポーツ用品やPradaのサングラス、「Alexa」搭載スマートスピーカーなどを注文できるようになったオンラインストアのAmazonは、出発時点では小さな独立したオンライン書籍販売店だった。しかし今回、Alexaを利用して子どもの読書を支援する新機能「Reading Sidekick」の提供が開始されたことで、筆者にはAmazonの原点となったこの謙虚な姿が改めて思い起こされた。

Echo Dot Kids Edition
子ども向けの「Echo Dot Kids Edition」
提供:Amazon

 Reading Sidekickは6〜9歳の子どもを対象としており、見たところシンプルな形式を採用している。子ども(または大人の学習者)はAlexaを利用し、紙の書籍でも電子書籍でも、続々と追加されているラインアップの中から作品を選んでAlexaと交代で読んでいくことができる。Alexaは子どもの声を積極的に聞き取り、発音や正確さを評価した上で、読む間につまずくかどうかや、その頻度に応じてフィードバックをカスタマイズする。

読書をする子供とEcho Kids
提供:Amazon
Echo Kidsを傍らに読書をする子供
提供:Amazon

 ただし、Reading Sidekickは「Amazon Echo」に無料で搭載されるわけではなく、プライム会員の場合は月額2.99ドル(日本では480円)の「Amazon Kids+」サービスに含まれる。Amazon Kids+では、子どもが保護者とともに他にも多くのアクティビティーや教育ゲーム、ストーリーにアクセスできる。「Echo Show 5 Kids」デバイスを購入すると、Amazon Kids+のサブスクリプションを1年間、追加料金なしで利用できる。

「Echo Show 5 Kids」
「Echo Show 5 Kids」
提供:Amazon

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]