SpaceXが手がける衛星インターネットサービス「Starlink」について、同サービスを継続的に利用可能なエリアが9月ごろまでに全世界に広がる見通しであることが分かった。これはSpaceXのプレジデントを務めるGwynne Shotwell氏が6月22日に明らかにしたものだ。ただしこれを実現するには、今後規制当局の承認を得る必要があるという。
Shotwell氏はオンライン開催された「Macquarie Technology Summit」で、Starlinkの利用者がすでに10万人近くに達しており、サービスの提供を待っている人も50万人にのぼっていることを明らかにした。
「われわれは1800基ほどの衛星を配備することに成功した。そして、すべての衛星が運用軌道に到達すれば、全世界を継続的にカバーできるようになるが、これが実現するのは9月ごろになるはずだ」と、Shotwell氏は述べている。
Shotwell氏は4月の時点で、2021年内に1600基の衛星を地球低軌道に乗せる予定で、およそ28回の打ち上げが完了すれば世界全体を継続的にカバーできるようになるとの予測を示していたが、今回の数字はこの予測を上回るものとなった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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