Jeff Bezos氏が宇宙に飛び立つ。Amazonの最高経営責任者(CEO)かつ世界有数の資産家で、宇宙企業Blue Originの創業者でもあるBezos氏は米国時間6月7日、Blue Origin初の有人宇宙船「New Shepard」に搭乗すると発表した。打ち上げは7月20日に予定されている。同氏は弟のMark Bezos氏と、オークションで座席を落札した人とともに、宇宙船に乗り組むことになる。
Bezos氏は、「私にとって宇宙旅行は5歳の時からの夢。7月20日に私は弟とその旅に出る」とInstagramに投稿した。
New Shepardは弾道飛行ロケットであるため、宇宙旅行は短時間となる。打ち上げから帰還までの時間は、合計で約10~15分間になる予定だ。
New Shepardは、テキサス州西部にある同社の打ち上げ施設から打ち上げられる。初期ブーストの後に、乗員用カプセルはNew Shepardから切り離され、カーマンラインを超えて飛行を続ける。カーマンラインは、大気圏と宇宙空間の境界とみなされる、高度約62マイル(100km)に引かれた仮想ラインだ。搭乗者らは数分間の無重力状態を堪能した後に、パラシュートの補助を受けて、打ち上げ場所から遠くない場所に着陸し、地球に帰還する。
New Shepardの座席のオークションには、143カ国から6000人近い応募があり、入札額は既に280万ドル(約3億600万円)に達している。Blue Originは6月7日、12日のライブオークションで落札者を決定すると述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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