ゲーム開発を手がけているVirZOOMは、Googleの「ストリートビュー」を舞台にしてプレイ可能なフィットネス目的の仮想現実(VR)ゲーム「VZfit」を開発した。スタンドアロン型VRヘッドセット「Oculus Quest 2」向けに提供中。
VZfitは、VRヘッドセットのOculus Quest 2やハンドコントローラー「Oculus Touch」を使って操作するVRゲーム。ヘッドセットなどを装着して走る動作をしたり、フィットネス用の自転車をこいだりすると、ストリートビュー映像のなかを仮想的に移動できる。室内にいながら、世界中でトレーニングを楽しめるわけだ。
ストリートビューのデータは、Googleから公開されているものを利用しており、1000万マイル(約1600万km)以上の道路にアクセス可能という。トレーニング用の仮想アイテムとしては、体の動きに反応して移動するボードと自転車が用意されている。
マルチプレイヤー対応で、友達と一緒にトレーニングすることや、家族と競い合うこともできる。好みに合わせたトレーニング用コースを作り、ほかのユーザーと共有する機能も備えている。
最初の7日間は、無料で試用可能。それ以降の料金は、月額9.99ドル(約1100円)。
VZfitの紹介ビデオ(出典:VirZOOM/YouTube)
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