Facebookが開発中とうわさされるスマートウォッチが、2022年夏に発売される可能性が浮上した。The Vergeが米国時間6月9日に報じたところによると、Facebookは、写真や動画を撮影するための2基のカメラや心拍数モニターなどのヘルス機能を搭載するスマートウォッチの最初のバージョンを2022年夏に発売する計画だという。
このプロジェクトを良く知る情報筋らの話としてThe Vergeが伝えたところでは、このスマートウォッチの価格は400ドル(約4万4000円)程度になる可能性があるという。また同製品はLTE網に対応し、ホワイト、ブラック、ゴールドなど、いくつかのカラーバリエーションが提供される見込みだとしている。
Facebookはコメントを避け、代わりに同社のARおよびVR担当バイスプレジデントであるAndrew Bosworth氏のツイートを参照してほしいとした。
Bosworth氏は9日、上述の報道を受けて以下のようにツイートしていた。「本当に実用的なARメガネが欲しいと以前述べたことがある。当社は、その操作性をより自然で直感的に感じられるものにするためのあらゆる技術に投資している。それには、腕に装着する形のフォームファクターに統合できるような、EMG、ハプティクス、適応型インターフェースなどの研究が含まれる」
Facebookはこれまでに、神経信号を検知して手や指のジェスチャーを測定することが可能で、ハプティックフィードバックを搭載する、腕に装着する形の技術に関する同社の取り組みについて、公に語ってきた。また、この技術をいずれ、今後発売するARスマートメガネと連携させる構想を描いているとしていた。
The Informationは2月、Facebookがメッセージングおよびヘルスケア機能やフィットネス機能に重点を置いたスマートウォッチを開発中だと報じていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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