ファーウェイが一貫して優れた技術力を発揮しているものの1つが、カメラ機能だ。Mate X2のクアッドカメラも例外ではない。50メガピクセルのメインカメラを中心として、超広角レンズと2つの望遠レンズで構成され、ペリスコープ式のレンズは光学10倍ズームに対応している。念のために記しておくと、光学10倍というのは、現在のスマートフォンカメラで使用できるロスレスズームとしては最高の倍率だ。サムスンやAppleのフラッグシップ機でもまだ採用されていない。筆者も、このレベルのズーム機能が付いた端末は初めてだったが、撮影してみた画像には圧倒されっぱなしだった。
デジタルズームについては、100倍まで対応する。全体的に、どんな照明条件のもとでも写真はディテールが高く色の再現性も高い。本体を開いて使うと、背面カメラで高画質の自撮り写真が撮れるのも気に入った。
Mate X2には8コアのKirin 9000プロセッサーが搭載され、RAMは8GB、ストレージは256GBまたは512GBとなる。専用カードスロットで、ストレージを拡張する(256GB)こともできる。バッテリーは、8インチのOLEDスクリーン採用のデバイスであることを考えると十分な大きさとはいえないが、完全放電した後でも高速充電器を使えばフル充電には1時間しかかからなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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