「Chrome」ブラウザーからの乗り換えで重要な3つのステップ

Adrian Kingsley-Hughes (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2021年06月10日 07時30分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Googleのウェブブラウザー「Chrome」から他のブラウザーに移行するのは困難だ。

 私はここ数カ月、Chromeを使うのをやめようとしてきた。5月にスコットランドに旅行し、電力を自給しながら仕事をした際は、ChromeがノートPCのバッテリーをかなり消耗するので、ブラウザー移行の緊急性が高まった。ポータブル電源とソーラーパネルに依存している場合、90分長くノートPCを使えることの意義は大きい。

筆者がスコットランドに持参したポータブル電源とソーラーパネル
筆者がスコットランドに持参したポータブル電源とソーラーパネル

 問題は、Chromeは単なるブラウザーというよりは、さまざまなことができるミニOSのようになっていることだ。また、現代社会で機能するために必要な膨大なデータの倉庫としての役割も果たしている。

 新しいプラットフォームにシフトするのは難しい。私は気づいたら複数のブラウザーの間を行ったり来たりするようになっており、そのせいでタブやデータをあちこちに分散させてしまい、さらに問題をややこしくしている。

 何がブラウザー移行のハードルになっているのかを考えた結果、Chromeとすっきり別れるには次の3つの作業が必要だという結論に達した。

 以下が、ブラウザー移行で必須だった作業だ。

その1:全パスワードをChromeからパスワード管理サービスに移行する

 さまざまなオンラインサービスのログインで使うすべてのパスワードを、パスワード管理サービスに登録してきたつもりだが、煩わしいことにChromeにしか登録されていないパスワードが幾つか残っていた。

 この問題を解決するには、Chromeからすべてのパスワードをエクスポートし、手動でパスワードをチェックして私のパスワード管理サービスに欠けているものを見つけて追加していくしかない。私はパスワード管理サービスとして「Bitwarden」を選んだ。「LastPass」と「1Password」もお勧めだ。だが、どんなサービスを選ぶにしても、自分で使うすべてのプラットフォームで快適に使えるものにすべきだ。また、移行先のブラウザーにそのサービス用の拡張機能があることを確認した方がいい。

 Chromeからパスワードデータをエクスポートする方法は、デスクトップとモバイルアプリで異なる。

デスクトップの場合

  1. アドレスバーに「chrome://settings/passwords」と入力して[enter]
  2. 「保存したパスワード」の右の縦3点アイコンをクリックし、「パスワードをエクスポート…」をクリック
  3. 表示される確認カードで「パスワードをエクスポート…」をクリックすると、認証コード入力を求められるので入力する
  4. 「Chromeパスワード.csv」というCSVファイルとして保存する

モバイルの場合

  1. Chromeアプリの右上の縦3点アイコンをタップし[設定]をタップ
  2. [パスワード]をタップ
  3. 右上の縦3点アイコンをタップし「パスワードをエクスポート…」をタップ
  4. 確認カードでもエクスポートをタップし、認証コードを入力し、ファイルを保存する

 (CSVファイルはテキストファイルとして開けるので)移行先のパスワード管理サービスにインポートする前に、パスワードが重複しないよう、移行先にまだないパスワードのみが含まれるようにCSVファイルを編集する。

 インポート方法については、パスワード管理サービスのマニュアルを確認してほしい。

 また、インポートが完了したらCSVファイルを削除することを忘れずに。なにしろ、あなたのパスワードが入っているのだから。

 この作業は退屈で時間がかかるが、必要なことだ。

その2:移行先ブラウザーに必要な拡張機能をインストールする

 この作業は移行の段階で時間をかけてしっかりやろう。移行先ブラウザーでその拡張機能が必要になるまで放っておくと、拡張機能を探してインストールするよりはChromeに戻った方が早いと判断してしまい、私のようにブラウザーを行ったり来たりして墓穴を掘ることになる。

 とはいえ、Chromeエコシステムの規模の大きさを考えると、移行先ブラウザーにすべての代替拡張機能があるとはかぎらない(パフォーマンスの観点から見れば、悪いことではないかもしれない)。

 これまた退屈で時間のかかる作業だが、必要なことだ。

その3:移行先ブラウザーを規定のブラウザーにする

 これは簡単だ。

 PCの場合は、ブラウザーの方から規定のブラウザーにしてくれと言ってくる。モバイル端末の場合は、少し操作が必要だ。

「iOS」の場合

  • [設定]をタップして移行先のブラウザーを探す
  • ブラウザーのアプリアイコンをタップし、「デフォルトのブラウザApp」をタップし、新しいブラウザーをタップして選択する

「Android」の場合

  • [設定]→[アプリと通知]
  • [詳細設定]をタップ
  • [デフォルトのアプリ]をタップ
  • [ブラウザアプリ]をタップして開く画面で新しいブラウザーを選ぶ

 こうしておけば、いつもの癖でついChromeを選んでしまうことを防げる。Chromeのアイコンを隠してしまうのも効果的だ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]