写真クラウドサービス「Googleフォト」の無制限アップロードがもうすぐ利用できなくなる。グーグルは、これまでの告知の通り、5月31日で無制限での写真・動画データのアップロードを終了する。
同サービスは、「Picasa」の後継サービスとして2015年に提供を開始。劣化を抑えつつデータを圧縮(写真は1600万画素、動画はフルHDまで)する「高画質」モードを利用することで、無制限で写真・動画をアップロードできる。サクサク動くUIに加え、AIを活用した顔のグルーピングや、映り込んでいるオブジェクトをキーワードに写真や動画を探せる、強力な検索機能を持つのも特徴だ。
ただし、Googleアカウントのストレージポリシーの変更により、6月1日以降、アップロードできる写真・動画は、Googleアカウントに紐づくドライブの空き容量に限定されるようになる。無料会員は最大15GBまで、それ以上のデータをアップロードしたい場合は、100GBで月額250円、200GBで月額380円、2TBで月額1300円の「Google Oneプラン」を選択する必要がある。
なお、5月31日までにアップロードされたデータに関しては、容量を消費することなく6月1日以降も維持されるため、まだバックアップしていないデータがある場合は、早めのアップロードをオススメする。また、同社製スマートフォンのPixelシリーズであれば、6月1日以降も無制限でアップロードが可能だ。
もし、Googleフォトから他のストレージサービスへの乗り換えを検討している場合は、こちらの記事も参考にしてほしい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」