グーグルは12月7日、Googleフォト、Gmail、Googleドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトのファイルを含む)のサービスポリシーを、2021年6月1日に変更すると発表した。
新しいポリシーでは、2年以上利用していないサービスに対して、データを削除する可能性があるとしている。保存容量を超過したアカウントも同様で、こちらも2年以上データを削除したり、追加容量を購入したり、超過後の対策をしていない場合も削除の対象に入る。早ければ、2021年6月1日よりポリシーに基づく処理が実行される。
ユーザーには、削除する3カ月前に対象サービス内での通知や案内メールを送付。追加の保存容量の購入やファイルの消去方法など、削除を回避する方法を紹介する。同社のストレージ管理ツールからも空き容量を増やす方法を確認でき、クラウドのファイルをデバイスにダウンロードして容量を確保することもできる。
データ削除の対応は、ストレージ超過と未利用で異なる。前者を2年以上放置していた場合、Gmail、ドライブ、フォトからすべてのコンテンツが削除される一方、後者については利用していないサービスのみ削除される。
グーグルでは、データを有効な状態で維持する方法として、アカウントにログインし、インターネットに接続した状態で各サービスを定期的に利用するのが最も簡単な方法だとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」