ビットキーは5月27日、プライム ライフ テクノロジーズ(PLT)との資本業務提携を発表した。PLTグループのハウスメーカーであるパナソニック ホームズ、トヨタホーム、ミサワホームの3社が開発する新規大型分譲に、タウンポータルサイトとしてビットキーの「homehub」の導入を検討する。
PLTは、パナソニック、トヨタ自動車、三井物産の出資により、2020年1月に設立した会社で、グループ内のハウスメーカー3社の年間住宅販売戸数は、約2万2000戸に及ぶという。
一方のビットキーは、デジタルコネクトプラットフォームの企画・設計・開発を展開。homehubは、ビットキーのサービスのみならず、他社のサービスやモノとも連携し、新しいライフスタイルの実現を目指すコネクトプラットフォームだ。「bitkey platform」により、サービスごとのIDを一つに統合するのではなく、それぞれのIDは残したままID-Hubを提供することで、各サービスのシームレスな連携を可能としている。
今回の業務提携により、両社は、2022年3月までに、homehubを基盤としたタウンポータルサイトを開発し、新規の大型分譲での展開を開始。まずは、共有施設予約、住民間のコミュニケーションなどの機能を提供し、さまざまな製品やサービスとの連携も視野に、取り組みを進める。
今後は、新規大型分譲に加え、PLTグループがこれまでに展開した分譲地の顧客から、新築戸建やリフォームの顧客まで対象を拡大し、新たなサービスの提供につなげるとしている。
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