Googleは、カリフォルニア州サンノゼの中心部に80エーカー(約32万平方メートル)の多目的キャンパスを建設する計画について、米国時間5月25日夜、市当局からのゴーサインを得た。
サンノゼのSam Liccardo市長は声明で「Googleは、民間投資としては、サンノゼ、そしてほかのどの都市でもおそらく史上最大となるであろう規模の資金を投じる」と述べた、
Tonight, our Council unanimously made an historic decision, one that will enable San Jose to lead the nation not merely in economic recovery from this pandemic, but in an equitable recovery. My full statement belowpic.twitter.com/E3oboNM1BA
— Sam Liccardo (@sliccardo) May 26, 2021
この「Downtown West」プロジェクトでは、2万人が働く730万立方フィート(約68万平方メートル)のオフィススペースが計画されている。さらに敷地内には4000戸の住居が建設され、このうち4分の1は手ごろと言える価格帯に設定される。これに加えて、15エーカー(約6万1000平方メートル)分の緑地、公園、広場が確保されるほか、プロジェクトのウェブサイトによると「小売、文化、芸術、教育、ホテルなど」の施設向けの用地として50万平方フィート(約4万6000平方メートル)が用意されるという。Googleはこのほかに、社会的公正の問題に取り組むための2億ドルの基金を提供する。
プロジェクトのウェブサイトによると、建設は早ければ2023年に始まり、複数の段階を経て完成には10年以上の年月を要するという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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