Microsoftは米国時間5月17日、「Microsoft Teams」の個人向け機能を世界中で提供開始した。Teamsは、「Zoom」や「Google Meet」などのサービスに対抗するビデオチャットおよびコラボレーションのサービスだ。個人向け機能は無料で、「Office 365」のサブスクリプションに含まれているビジネス版Teamsの機能に似ており、ビデオ通話、グループチャット、To Doリストやタスクを共有するためのツールが含まれている。
個人向けTeamsでは、最大24時間まで1対1の無料ビデオ通話ができる。また、新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、グループビデオ通話に関する制限が一部緩和されており、最大300人で最大24時間まで無料となっている。いずれは最大100人で1時間までに制限されるが、Microsoftはその時期を明らかにしていない。
参加者の映像を共通の背景に配置する「Togetherモード」も利用できる。背景は、家族が集まるリビング、コーヒーショップ、夏のリゾート地などから選べる。
Microsoft Teamsは、デスクトップアプリとウェブブラウザーで利用できるほか、「Android」と「iOS」向けのモバイルアプリも提供されている。ビジネス向けTeamsを既に利用している場合は、プロフィールをクリックして個人アカウントを追加すれば個人向け機能を利用できるようになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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