Sansan、名刺管理「Eight」でビジネスイベント情報を集約・提供する機能を提供

 Sansanは5月13日、ビジネスイベントメディア「Eight ONAIR」の提供を、5月17日から開始することを発表した。同社が展開している名刺アプリ「Eight」のネットワークを活用することで、ユーザーとビジネスイベントの出会いを後押する。

 Eight ONAIRは、リアルタイムで参加可能な現在開催しているイベントや、その先に開催が予定されているイベントの情報を掲載するビジネスイベントメディア。先行して400件以上のイベント掲載の申し込みがあり、ユーザーは提供開始時点から多種多様なイベント情報を確認することができる。また、今後の機能アップデートにより、アーカイブ機能の実装なども予定している。

イベント閲覧時の画面イメージ(ブラウザ版)
イベント閲覧時の画面イメージ(ブラウザ版)

 ユーザーは、Eight上でさまざまなイベント情報を一括で得ることが可能。また、Eightでつながっている他ユーザーの参加予定状況が可視化される。これをイベント主催者から提供される情報と組み合わせることで、ユーザーは自身の関心に沿った内容のイベントを見つけやすくなるという。

 ユーザーがイベントに参加する際には、Eightのオンライン名刺を用いて、主催者とオンラインで名刺交換を行う。開催10分前から参加申し込みが可能で、フォームに入力する手間がなく、簡単に参加できるようになる。今後開催予定のイベントは、「開催前に通知」を選択することで、開催10分前にお知らせされるようになり、ユーザーはイベント開催の機会を逃すことなく参加することができるという。

 イベント主催者は、開催するイベントの告知ページと視聴用ページのURL、開催日時を入力するだけで、イベント登録が可能。登録したイベントは、Eightフィード上でユーザーがシェアしたり、URLをコピーして外部SNSで発信したりすることで、情報の拡散が期待できるという。さらに、イベントの登壇者や参加予定のユーザーのつながりから、知り合いや同じような関心を持つユーザーの参加を促すこともできる。イベントへの参加は、Eightのオンライン名刺を用いて申し込みを受け付けるため、イベント主催者は正確な参加者情報を収集でき、事後のコンタクト時などにも活用できる。

イベント登録時の画面イメージ(ブラウザー版)
イベント登録時の画面イメージ(ブラウザ版)

 同社では、企業などがイベントを開催する際にオンライン形式で行う機会が増えているなか、オンラインイベントに参加したことがあるビジネスパーソンへの調査において、オンラインのビジネスイベントに参加する際に、63.6%が「イベントやセミナーを探すことを面倒」に感じていると回答。また、回答者の74.2%は「事前に期待していた内容と違った」という経験があり、オンラインのビジネスイベントとうまく出会えていない現状があると指摘。これを背景とし、Eight上のネットワークを活用し、Eight ONAIRを通じてEightユーザーとビジネスイベントとの出会いを後押しするとしている。

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