プロパティエージェントは5月10日、米・HOMMAと、プロパティエージェント子会社のDXYZが提供する顔認証IDプラットフォームサービス「FreeiD (フリード)」の導入に向けた、検討合意書を締結したと発表した。
HOMMAは、米国の住宅にイノベーションを起こすことを目的にシリコンバレーで創業した、スマートでデザイン性の高い建売住宅を手掛けるスタートアップ。2016年に設立し、住宅の設計・開発および関連ソフトウエア開発を展開している。
FreeiDは、入居者がアプリに顔情報を登録しておくことで、マンションに設置されている顔認証端末に顔をかざすと、エントランスの入場、メールボックス・宅配ボックスの解錠、エレベーターの呼び出し、各戸への入室が可能になるというもの。
プロパティエージェントによると、今回、FreeiDサービスと、HOMMAが手掛けるIoTを駆使した利便性・デザイン性に優れたスマートホームとが、「デジタル技術を用いて、より豊かな住まいを提供する」という点において共通項が多く、双方のシナジー発揮を期待できると考え、FreeiD導入に向けた協議を行う合意書を締結するに至ったとしている。
今後は、HOMMAが米国で開発するスマートホーム「HOMMA HAUS」への導入検討、および同社が日本で商業展開する際のFreeiDの組込みの検討を、両社およびDXYZの3社で協業していくという。
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