Zホールディングス(ZHD)は4月28日、連結子会社のヤフーとLINE、LINEグループが運営する国内エンターテインメント事業(動画、音楽、ゲーム、電子書籍、占いなど)について、同じく連結子会社であるZ Entertainmentが統括し、2021年度上半期より本格的に事業を開始すると発表した。
ZHDは、2021年3月にLINEと経営統合を完了。国内で200超のサービスを提供する国内最大規模のインターネットサービス企業グループに成長しており、エンタメ事業としては、無料動画配信サービス「GYAO!」や定額制音楽サービス「LINE MUSIC」などを運営している。
新会社の代表取締役社長CPO(最高プロダクト責任者)には、ZHD取締役専務執行役員、LINE取締役CSMOの舛田淳氏が就任。新会社を中心にグループのエンタメ関連事業の経営リソースを集中させることで、課金事業やグループの根幹領域である広告事業の基盤を強化。日本のエンタメ業界の活性化とともに国内No.1のエンターテインメントプラットフォームを目指す。
同日、決算会見で登壇したZHD代表取締役社長Co-CEOの川邊健太郎氏は、「両社でサービス間連携をすることで、シナジー、コストメリットを出せる」としたほか、「コロナ禍を受けてエンターテインメント業界自体が激変している最中。我々のサービスとDXの力を既存の業界に適用することで、新たなデジタルエンターテインメントを作り出せるのではないか」と述べた。
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