Zoomは米国時間4月19日が、1億ドル(約110億円)のベンチャーファンド「Zoom Apps Fund」の立ち上げを発表した。「Zoom Apps(Zoom連携アプリ)」、他社サービスとの連携、開発者プラットフォーム、および対応ハードウェアからなる同社エコシステムの成長を促進するのが目的だ。採算性のある製品を開発する、市場に進出して間もない開発者パートナーに投資し、各ポートフォリオ企業への初期の投資額は25万~250万ドル(約2700万~2億7000万円)になるという。
Zoom Appsは、Zoomの2020年の「Zoomtopia」カンファレンスで「Zapps」として発表されたもので、同社のマーケットプレイスで提供されている800本を超すアプリとは異なる。Zoomの既存のマーケットプレイスは、Zoomと連携するアプリを中心に扱っているのに対し、Zoom Appsは、Zoom上で他社アプリを直接利用できるようにするものだ。
Zoom Appsには、開発者に対してアプリストアでの配信機会とともに、ミーティングでの利用を通じて口コミを広める可能性を提供する狙いがある。
同社はZoom Appsエコシステムの成長を通じて、Zoomプラットフォームの機能を特に法人向けに拡大し、仕事の未来における幅広いコラボレーションプロバイダーとして進化しようとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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