「グルート」がロボットになった。2014年の米映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に登場した木のような姿の生命体「グルート」が、The Walt Disney Company傘下でアトラクションの設計開発を手がけるWalt Disney Imagineeringの「Project Kiwi」の一環として、ロボット工学の力を借りて再現された。TechCrunchが米国時間4月23日に伝えた。「マーベル・コミック」を原作とするスーパーヒーローの実写映画作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)にも登場するこの小さなキャラクターのロボットは、高さが約2.5フィート(約76cm)で、3年前に始まったプロジェクトの一環として製作された。
A couple of weeks ago I got to see Disney Imagineering's latest feat -- a walking, talking bipedal robotics platform called Project Kiwi. It's a milestone in this kind of robotics. Read about how the team created it here: https://t.co/x97mJL6TdU pic.twitter.com/3pH0N9JIFI
— Matthew Panzarino (@panzer) April 23, 2021
プロジェクトを率いるScott LaValley氏はTechCrunchの取材に対し、プロジェクトの目的はDisneyの小さなキャラクターたちを「実寸大で忠実に」再現することだと語った。
TechCrunchの報道では、グルートは試作機用のキャラクターとして採用されたにすぎないことが強調されている。つまり、最終的にディズニーパークに配備されるのは別のキャラクター(「ザ・チャイルド」になるかもしれない)のロボットになる可能性があるということだ(訳注:ザ・チャイルドは「スター・ウォーズ」シリーズの人気キャラクター)。また、DisneyにはProject Kiwiのロボットを近いうちディズニーパークに配備する予定はないという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」