赤字のスマートフォン事業からの撤退を数日前に発表したばかりのLG Electronicsが、プレミアムモデルを所有する既存顧客がいつまでソフトウェアアップデートを受けられるかについて、新たな情報を明らかにした。
LGは4月8日、LGのプレミアムモデルを所有する既存顧客に対し、ソフトウェアアップデートを最大3バージョンにわたり提供すると約束した。2019年以降発売の「LG WING」「VELVET」「Gシリーズ」「Vシリーズ」には、「Android」OSのアップデートを今後3バージョンにわたり提供し、「LG Stylo」や「Kシリーズ」などの一部の2020年モデルには、2バージョンのアップデートを提供する予定だ。
大胆なイノベーションを打ち出してきた実績を持つLGだが、何年間にもわたって損失が続いたことを受けて、2021年7月末までにスマートフォン事業から撤退する予定だ。同社は、Appleやサムスンといった巨大勢力だけでなく、積極的に世界進出を進めている小米科技(シャオミ)やオッポなどの中国ブランドとの競争に苦戦していた。
LGは、通信事業者やパートナーに対する契約上の義務を履行するために、第2四半期の間はスマートフォンの製造を続けるとしている。つまり、興味があるユーザーは、現在在庫があるLGスマートフォンをまだ購入できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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